スターに出会った日

霜降り明星M-1グランプリで優勝して今日で1年。Twitterで軽く呟こうと思ったけど、長くなりそうなのでブログにしました。長いです。

 

 

 

自分は関西の人だから、霜降り明星の名前はⅯ-1をとる前から知っていた。

 

 ABCお笑いグランプリとか、ytvで優勝して新聞に載ったり、関西ローカルの番組にちょくちょく出演していたりしてたから。けど当時の自分は、なんだよこのコンビ名。っていう変な偏見でネタを見ようとは思わなかったし、顔もちゃんと見てない。

 

 それに、漫才よりコントにハマっていた時期だから若手の漫才師は特に興味がなかった。だから2016,17のM-1はほぼ見てない。なのに、何故か18年のⅯ-1は最初からリアルタイムで見ていた。

 

トップバッターの見取り図からずっと、面白いなあ。とか、審査員のコメントになるほどなあ。と思いながら、ただただ普通に見てた。

 

そして、彼らの番がきた。

 

全く期待していなかった。全然どうでもよかった。

 

けど、彼らが登場した瞬間、何故か心が惹きつけられた。

 

ネタをしていないのに。出てきた瞬間すでに惹かれていた。

 

そして、ネタが始まると怒涛のボケとツッコミ。単純に面白い!と思った。何も考えず心の底から笑うことができた。

 

ああ、もう優勝した。今年は彼らの年だ。この時点で出る番組を追えるだけ追うことを決めた。

 

そして結果発表。4票獲得して、優勝が確定し、やったー!よっしゃー!と喜ぶ姿、紙吹雪が舞う中で強く抱擁する姿はとてもキラキラ輝いていて、それは紙吹雪が銀色だからではなく、彼ら自身が輝いているようにさえ思えた。

 

番組を追っていると、お互いの家族や友達を大事にしていることや、互いにリスペクトしていること、お笑いが本当に大好きなことや、器用だけど不器用で互いに補い合っていることを知りますますファンになった。

 

 

スターに出会った日から、今日で1年。

 

 

Ⅿ-1とったのにその後のインスタライブ騒動が注目されたり、「水曜日のダウンタウン」のドッキリで米掃除しろって叩かれたり、「ワイドナショー」で彼女と別れた話がうまく伝えられず彼女のなりすましアカウントが作られたり、新幹線で腹が立ったことをネット記事にされたうえに、勝手に記者が問い合わせて公式に謝罪され鉄道ファンから叩かれたり、R-1前に2人そろってインフルエンザで複数仕事キャンセル。その後R-1優勝したら出来レースと叩かれたり(それで精神的に追い詰められラジオで泣いたり)、ANN0の新コーナーで放送事故させられたり、足の指をヒールで踏まれて骨折したり、ボケで昭和のアニメをディスってアニメファンから叩かれたり。(時系列はめちゃくちゃです)

 

いろいろ理不尽で大変なこともあったけど、

 

京進出するとすぐに「霜降り明星のあてみなげ」「霜降りバラエティ」の冠番組が決定したり、めざましテレビのマンスリープレゼンターをしたり、上方漫才協会大賞特別賞受賞、ANN0金曜パーソナリティ決定、「衝撃のアノ人に会ってみた」ゴールデンレギュラー決定。「おはスタ」金曜レギュラーになって、ソフトバンク明星食品,くら寿司,ロコンド,エディオンなんば等大手とCM契約、ものまねグランプリ優勝したり、大ファンのアグネス・チャンと共演したり、MCの特番が複数放送されたり、特番生放送に何回も呼ばれたり、ピリオドチャンピオンになったり、ドキュメンタルに参加したり、七変化で4位という好成績を残したり、「爆笑問題のシンパイ賞」で爆笑問題とMCをしたり、隔月ライブ決定したり、ゼノンザードオフィシャルサポーターに就任。「芸人芸人芸人」等さまざまな雑誌で特集されたり、恐ろしい忙しさにも関わらず毎日投稿で始めたYouTubeはすでに登録者数30万人を越えていて、GQのメンオブザイヤーでコメディアクトオブザイヤー受賞、2019ブレイクタレント堂々1位。憧れの「一万人の第九」でよろこびの詩朗読したり。(勿論時系列はめちゃくちゃだし、全然書ききれない)

 

ありえないほど濃い1年。

 

夢を叶えていく姿をリアルタイムで追えるのは本当に幸せなことだと思う。

 

こんなにワクワクするのは初めて。昔から知っている人はどんな気持ちなのだろう。どれだけ心が躍るのだろう。

 

彼らの活躍をしっかりとこの目で見るために、追い続けたいと思う。

 

それに、霜降りには個人的に救われたので、(これについては後日記事にします)よっぽどのことがない限り一生ファンでいたい。

 

 ***

 

さて、もうすぐM-1グランプリ2019決勝ですね。新しい王者が誕生するなあーああ、ソワソワする。優勝者も気になりますが、個人的に霜降りが昨年の王者として出演する時の会場でのコメントも気になります。彼らなら笑いをとりそうな気がして。師匠のディスネタは便利だけど、さすがにこの場ではやらないと思うし...にしても、霜降りが昨年優勝者でⅯ-1に出演かあ、うーん、エモいですね。エモい。

 

さー、今日は出かけるまでだいぶ時間があるし、Ⅿ-1DVDでも見ようかなぁ。